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2013-7-17 9:16:04素晴らしいお客様にーこと言って私たちに一杯おごってくれました
 
妹の4歳と1歳の子どもたちは、すさまじい音と飛び散るトレーやグラス、そして血のように赤い液体にまみれた母親の姿に呆然としていました。その場にいた全員が動きを止め、私たちを見ました。にもかかわらず、当のウェイターも店長も平然としていました。代金を割り引いてくれるでも、謝罪の言葉を口にするでもない。こういうときばかりは私も、普通より少ないチップが妥当だと思います?
  先日、姪のウオレスがニューヨークに来たので、ふたりでタ食に出かけました。21歳になる姪のウォレスは、私を「お小言おじさん」呼ばわりする時期をすっかり卒業し、礼儀正しく素晴らしい女性に成長しました。近頃ではニューヨークにやってきては私と連れ立って電車で親戚のもとを訪れたり、食事をしたりするのが習慣になっています。
  彼女は教師で、仕事がとても楽しいと言い、私たちは教育界について語り合いました。店内が混んでいたためカウンター席に案内されましたが、バーテンダーがいい人だったので軽くおしゃべりまでしました。そうして食事が終わった頃、バーテンダーが「素晴らしいお客様にーこと言って私たちに一杯おごってくれました。
  さほど素晴らしい客だったわけではありません。もちろん、愛想よく、礼儀正しく振る舞いました。だがあのバーテンダーにとってはそれすらも珍しかったのでしょう。